田中吉徳 編著 学校教育における日本の音楽の指導法について 

本書は1982年に、当時兵庫教育大学 の教授だった真篠将先生に推薦文をいただいて、全音楽譜出版社から出版したものですが、年数を経てもこの分野の指導方針や日本音楽の共通鑑賞教材等が殆ど変わっていないことから、今も各地で幅広く活用していただいています。
 3)の小論文の中でも基本となる考え方を述べておりますが、地域や日本各地のわらべうた、民謡・民俗芸能の音楽、それに日本の伝統音楽等の素材を生徒の発達段階に即して教材化し、3年間の見通しを持って、表現と鑑賞との一体的な指導を積み重ねていくことで、この分野の指導目標を達成してけるように、約10年間中学校で実践を積み重ねた、その実践記録の集約が本書の内容ですが、この度各地の先生方のご要望で再版になりました。

《第一部・日本の音楽の良さ深さを感得させることを目ざして》

1)はじめに 
2)日本の音楽の良さ深さをわからせるために
3)表現と鑑賞との関連を図った指導
3)主体的な活動を目ざす授業法について
4)指導計画と教材との扱かい
5)授業の発展としての生徒の活動

《第二部・日本の音楽の指導事例》

指導事例No 1・日本古謡『今様』
(1年生授業記録) 
指導記録No 2・八橋検校作曲『六段の調べ』(
1年生授業記録
指導記録No 3・『恵那地方のわらべうたと和太鼓による合奏』
(1年生授業記録)
指導記録No 4・『大分地方のわらべうた』 
(1年生授業記録)
指導記録No 5・ 青森地方のわらべうた『もっこ』(
1年生授業記録)
指導記録No 6・『恵那太鼓』と『斎太郎節』
(2年生授業記録
指導記録No 7・『恵那地方の民謡による組曲』
(2年生授業記録)
指導記録No 8・雅楽『越天楽』(2年生授業記録)
指導記録No 9・ 『刈干し切り歌』と『鹿の遠音』
(3年生授業記録)
指導記録No10・ 恵那太鼓『蒼流』
(3年生授業記録)

《本書に掲載されている楽譜資料》

日本古謡/上杉紅童編曲『今様』
(Sopranino,S,A,T,BRec.,琴,鉄琴、鍵盤ハーモニカ、鈴)

八橋検校作曲/中西 覚編曲『六段の調べ』(S,A,T,B・Recorderと琴)

田中吉徳採譜・恵那太鼓『蒼流』、『阿木川』、『八丈太鼓』(組太鼓用)

恵那地方民謡『ホッチョセ』(歌、尺八、三味線、合いの手)

大分地方民謡/橋本祥路編曲『子もり歌』(A,A,B・Recorder、琴1、琴2、鼓)

青森地方民謡/中西 覚編曲『もっこ』(A,A,T,B・Recorder、琴)

宮城県教育委員会採譜/教芸教科書より、補充編曲・芦塚洋二(歌、アルト・リコダー、太鼓)

田中吉徳採譜/鶴原勇夫編曲『恵那地方の民謡による組曲』(S1,S2,S3,和太鼓,orA1,A2,T,B)

『雅楽越天楽』(原曲をハ長調の楽譜で演奏できるように移調したもの)

岐阜地方民謡/鶴原勇夫編曲『おばば』(Sop・Recorder、Alt・Recorder、三味線)

恵那地方民謡/鶴原勇夫編曲『ホッチョセ』(Sop,Alt,Piano)

恵那地方民謡/鶴原勇夫編曲・混声3部合唱『ホッチョセ』(Sop、Alt、Ten、Bass、琴)

その他

最初にもどる